クラフト業界の衰退
ミシンを買ったのは7年くらい前だったかな。
会社の近くに大きな布地屋さんがあったので、よく入り浸っていた。その布地屋さんは、今では閉店してしまった。
私が住んでる地域には、手芸用品や布地を扱っている大きなチェーン店が2つあった(過去形)。数年前に、チェーン店のひとつがファッションファブリック販売を縮小して、インテリア用の布地(カーテンやクッション用)に注力し始めた。
ちょうど、テレビで「自分で作るインテリア」系の番組をたくさんやっていたころ。インテリア用の生地が充実したな~、よし!カーテン作るぞ!と張り切ってたのに、ある日突然、このチェーン店はクラフト材料販売から撤退し、大量生産のチープなインテリア用品を売る店になってしまった。
生き残ったほうのチェーン店も、年々ファッションファブリックの販売は縮小傾向にある。とても寂しいことだ。
実際、ハロウィンの衣装を作ってて思ったんだけど、既成服って、どうしてあんなに安く作れるんでしょう...いったい、縫い子さんの工賃どれだけ安いんですか!
オーロラ姫の衣装なんて、あたくしの時給に換算すると1000ドルは行くぞ。
あれがスーパーでは25ドルで買えるんですね。。。なぜだ!!!!
日曜大工をやるカナダ人はいっぱいいるのに、これからも、手製の服を作るカナダ人はどんどん減っていくのであろう。衣食住のうち、こと衣と食に関しては、トコトン安いのが手軽に買えるし、手作りする必要ないもんなあ。縫い物も編み物も、そして料理すら最近は滅び行く伝統芸能なのもしれぬ。
なんとなく、あらためて、19世紀的に生きるぞ。と思った2009年の秋。
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